アサリの生態
産卵によって増え、冬を除く通年産卵をするが、産卵時期は春・秋が一般的である。産卵条件として親貝が10ヶ月以上で、水温が春は19℃から24℃、秋は23℃から15℃程度で、かつ20mm?25mm以上の大きさ、そして肥満度が重要。通常産卵と環境の変化に伴う産卵が有り、雄が水中に精子を放出することによって雌が受精する。受精卵は10時間ほどで孵化し、浮遊幼生となり、1日目(トロコフォア)2日目(D状期0.1mm)、アンボ期、フルグロウン期0.2mmを経て2?4週間で着底する。着底直後の稚貝は足糸を分泌して砂礫等に付着し、成長とともに足糸は退化する。その後、着底初期稚貝(0.25mm) 1?1.5ヶ月稚貝(1mm) 4?6ヶ月稚貝(10?20mm) 8ヶ月?1年貝(25?30mm)、成貝1?2年以上(35?40mm以上)と成長していくが、成貝の大きさは棲む場所により大きく違いが出る。着底場所は地盤高が大潮干潮線から0.6?0.9m、流れが穏やかで渦流の生じやすい、干出時間が2時間以内の砂あるいは砂泥層が多く、着底してからの移動距離は小さく数m程度。また、浮遊幼生が植物プランクトンを餌にするのに対し、稚貝・成貝は珪藻類・デトリタス(有機懸濁物)等を餌としている。一般的に岸寄りでは餌不足の為、貝が団子状になり丸く貝殻も厚く、沖側では薄く平べったくなり成長も早く成る。したがって、沖側の個体は貝殻が薄くなり割れ易くなるが、其の分肥満度も増し味も良好である。
食用とされ、潮汁・酒蒸し・味噌汁や和え物とするほか、ヴォンゴレスパゲッティやクラムチャウダーの具などにも用いる。
ビタミンB1を破壊する酵素であるアノイリナーゼを含むが、加熱によって失活するので、生食しないかぎり安全である。貝殻の色が白黒、水色、茶色、紫色など模様や色がはっきりしているものや、前述した様に、沖側に棲息する、薄く平べったいものが美味とされる。また、秋?早春のアサリは身が痩せ、品質が落ちる他、泥地に棲息する全体として黒っぽいものも、味が落ちるとされる。
なお、アサリを調理する際の下拵えとして、砂出しする必要がある。この際、海水を利用することが一番で、潮干狩り等の帰りにペットボトル等で海水を持ち帰ると良いが、海水が手に入らない場合でも水道水に食塩を入れる(濃度3.5%程度)事により、砂出しは容易である。なお金釘を一緒に入れておくと良いと言われるが迷信である。砂出しの目的は砂を吐かせることだけではなく、パックで売られているものの場合、うまみ成分が損なわれる場合が有るが、生育環境に近い状態に戻してやることによって再びアミノ酸が生成されるという効果も有る。
また、一般的に夏場は2-3時間、冬場は8-12時間程度の砂出しが必要とされる。その後、保存する場合、数日間ならば冷蔵庫へ、長期間ならば殻付のまま冷凍すると良いが、解凍する際は電子レンジや煮沸などで手早く解凍するとよい。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
アサリの酒蒸しが大好きです。パスタにしてもおいしいですね
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